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フンボルトペンギンと会える水族館

フンボルトペンギン
ペンギン目ペンギン科フンボルトペンギン属/体長65cm前後
フンボルトペンギンの写真/葛西臨海水族園
(写真:葛西臨海水族園のフンボルトペンギン)
フンボルトペンギンは日本で最もポピュラーなペンギンで、飼育数も最も多いと思われる。しかしながらその多くは繁殖した個体で、生息地では絶滅危惧種となっている。
フンボルトペンギンが生息するのは南米のチリからペルーにかけての太平洋岸で、南緯35度あたりから南回帰線をまたぎ赤道付近という低緯度だ。このあたりの海岸は砂漠化した日差しの強い地域だが、南氷洋から流れ込むフンボルト寒流の影響で海は冷たく、アンチョビー(カタクチイワシ)などの資源も豊富なために、脂肪がたっぷりのペンギンにも暮らしやすい。

フンボルトペンギンは、世界中で古くから飼育されているため、歴史が浅い水族館より古い動物園での飼育が多く、日本では動物園だけで40園で飼育、水族館よりもはるかに多い。
フンボルトペンギンがそれほど多く飼育されているのは、おそらく、町が近くにあって捕獲されやすい場所に暮らしていたのと、かなりの暑い地域でも冷房なしで耐えられることによると思われる。実際、ペンギンとしては寒さが苦手のようで、冬になると体を膨らませて震えている姿を見かける。
フンボルトペンギンに会える水族館
=写真はクリックで拡大します
北海道のフンボルトペンギンがいる水族館
稚内市立 ノシャップ寒流水族館
サンピアザ水族館
おたる水族館
  フンボルトペンギンのショーが抱腹絶倒!
室蘭市立 室蘭水族館
  フンボルトペンギンの行進が可愛い
旭川市 旭山動物園
  フンボルトペンギンを水中から見上げるトンネルに感動!

東北のフンボルトペンギンがいる水族館
マリンピア 松島水族館(宮城県)
鶴岡市立 加茂水族館(山形県)

関東のフンボルトペンギンがいる水族館
アクアワールド・大洗(茨城県)
  フンボルトペンギンを見るのに最高の設備。
  水中は深くて窓も大きい。巣の中を覗く部屋もある。
鴨川シーワールド(千葉県)
  他にはない土の飼育場になっている。
  ペンギンは泥だらけで力強い。
犬吠埼マリンパーク(千葉県)
東京都 葛西臨海水族園(東京都)
  広いプールが気持ちよさそう。
  フンボルトペンギンの数はとても多くて、
  水中観察も見やすい。
新江ノ島水族館(神奈川県)

北信越のフンボルトペンギンがいる水族館
新潟市 水族館マリンピア日本海(新潟県)
魚津水族館(富山県)
のとじま水族館(石川県)
越前松島水族館(福井県)
  ペンギンが芝生の広場に出てきてくれる。
蓼科アミューズメント水族館(長野県)
  まさか、こんな山の上にペンギンが…!

東海のフンボルトペンギンがいる水族館
伊豆・三津シーパラダイス(静岡県)
下田海中水族館(静岡県)
あわしまマリンパーク(静岡県)
南知多ビーチランド(愛知県)
二見シーパラダイス(三重県)
鳥羽水族館(三重県)
志摩マリンランド(三重県)
  ペンギンの数はとにかくすごい。
豊橋総合動植物公園 のんほいパーク(愛知県)

関西・中国のフンボルトペンギンがいる水族館
城崎マリンワールド(兵庫県)
  フンボルトペンギンの行進がめちゃくちゃ可愛い!
  オウサマペンギンよりも人気がある。
姫路市立水族館(兵庫県)
市立 しものせき水族館 海響館(山口県)

四国・九州のフンボルトペンギンがいる水族館
屋島山上水族館(香川県)
桂浜水族館(高知県)
マリンワールド 海の中道(福岡県)
長崎ペンギン水族館(長崎県)
  フンボルト、マゼラン、ケープなど、
  フンボルトペンギンの近縁のペンギンでいっぱい。
フンボルトペンギンの写真/ノシャップ寒流水族館
最北で暮らすペンギン(ノシャップ寒流)
フンボルトペンギンの写真/おたる水族館
おたる水族館のペンギンショーは必見!
フンボルトペンギンの写真/旭山動物園
フンボルトペンギンも空へ(旭山動物園)
フンボルトペンギンの写真/室蘭水族館
行進するフンボルトペンギン(室蘭水族館)
フンボルトペンギンの写真/マリンピア松島水族館
叫び声ディスプレー(マリンピア松島)
フンボルトペンギンの写真/鴨川シーワールド
鴨川シーワールドは土の地面で飼育!
フンボルトペンギンの写真/アクアワールド大洗
アクアワールド大洗の水中窓は最高
フンボルトペンギンの写真/葛西臨海水族園
繁殖地の海のような群(葛西水族園)
フンボルトペンギンの写真/葛西臨海水族園
水中窓に遊びに来てくれた(葛西水族園)
フンボルトペンギンの写真/越前松島水族館
フンボルトの触れあい(越前松島水族館)
フンボルトペンギンの写真/城崎マリンワールド
フンボルトペンギンの行進が可愛い(城崎マリンワールド)
フンボルトペンギンの写真/海響館
泳ぎながら羽づくろい(海響館)
フンボルトペンギンの写真/長崎ペンギン水族館
堂々とした姿(長崎ペンギン)
フンボルトペンギンはなぜ絶滅しそうなのか?
ペンギンの多くは、最果ての地と称される場所に暮らしている。南極や亜南極はもちろんのこと、温帯地方を生息地とするペンギンも、背後が険しい断崖や砂漠といった、猛獣に襲われることのない海岸で繁殖をする。そのため、現代の野生生物としては珍しく増えている種類も少なくないようだ。
しかし、フンボルトペンギンなど、ヒトが生活をする場所で暮らす種類は、絶滅の危険があるほどに減少を続けている。フンボルトペンギンが絶滅寸前に至った原因には、エルニーニョによる気候変化とアンチョビーの減少が大きいが、それ以前に、フンボルトペンギンが繁殖のための巣をつくるグアノ(海鳥の糞が土化した土壌)を肥料として採取したこと、さらにアンチョビーを乱獲したことによる。
いずれも私たちヒトの営みのせいである。陸と海で暮らすペンギンは、陸の農業と海の漁業という両方からのダメージを受けたのだ。

農業によるダメージは、温帯地方のペンギンのほとんどに見られる。
ペンギンの種類が多いニュージーランドでは、後からやってきたヒトが、森とブッシュに覆われた国土を、海岸まぎわまで牧草地としてしまった。
そのために、それまで海岸のブッシュなどで営巣していたペンギンたちは、繁殖ができなくなったのである。現在は、牧草地に分け入って、牛や羊と対面しながら細々と子孫を残している。
緑の国ニュージーランドと言えば、まるで自然一杯の国のように感じるが、実は自然を破壊し尽くした牧草地の国なのである。
その他の温帯のペンギン:マゼランペンギンケープペンギン
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