中村元の紹介した水族館|メディア、テレビ、雑誌

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メディアで紹介した水族館
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テレビや雑誌などから、水族館をいくつか紹介したいという相談があったときには、紹介する基準や、選ぶ条件をつけていただくようにしています。そうでないと、絞り込むのがあまりにも難しいし、中村の好みで紹介してしまうから。…でも、お気に入りは、ついついひいきしちゃうのは困ったものです。
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ここでは、「中村が選んだ」と公表されているものだけを掲載しました。
どこの水族館に行こうかと迷っている方は、参考にしてください。
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テーマ(選んだ基準) 媒体
有名ではない、掘り出しモノの水族館(17館) 週刊朝日
自然再現力に優れた水族館(4館) 日テレ系「ズームイン!SUPER」
日本の自然への興味が満足できる水族館(11館) BE-PAL※エッセイ付き
中高年の女性にオススメの水族館(9館) 毎日が発見
中村オススメの水族館(4館)と、変わった水族館(2館) JFNオープンセサミ
「水族館の通になる」に出てくる水族館(6館) 文化放送「浜美枝のいつかあなたと」
親子で体験的な経験のできる水族館(10館+5館) 第三文明社「灯台」※寄稿付き
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選定条件 有名ではない、掘り出しモノの水族館
媒体 週刊朝日
テーマ 掘り出し水族館
県外にはあまり知られていない水族館で、でも行けば満足するという水族館を全国9館チョイス。水族館には失礼なこと十分承知の上で、選ばせていただいたが、みなさん喜んでいただいたようである。表面上だけかなあ・・・。(^^;
でも、けっきょくどれも、カンチョが好きな水族館という結果になってしまった。
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鶴岡市立 加茂水族館(山形)
小さい、古い、不便の条件にも負けず、クラゲの種類世界一で人気。
館長の気持ちが伝わってくる水族館。
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栃木県 なかがわ水遊園 おもしろ魚館(栃木)
新しくて大きい掘り出しモノ!実物の植栽や太陽光を取り入れて、本物の川のように再現。
床のフローリングが暖かみがあっていい。
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井の頭自然文化園 水生物館(東京)
かつての武蔵野の川や池を再現している。
小さくて古いが清涼感あふれるシックな水族館。カンチョお気に入りだし。
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あわしまマリンパーク(伊豆)
島にあって海を渡るだけで体験的。ていねいな解説がアットホーム。
最近できた「世界のカエル館」で、日本一のカエル展示を目指している。
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名古屋市東山動物園 世界のメダカ館・自然動物館(名古屋)
メダカだけにこだわった大規模水族館。動物園の中にあるのも意表を突く。
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二見シーパラダイス(三重)
海獣とのふれあいにとても力を入れている。客と動物が限りなく接近している点では日本一。
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水道記念館(大阪)
新しく展示方法にも工夫がある。なんといっても「無料」は掘り出しモノ!
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姫路市立水族館(兵庫)
古いレトロ感が残るノルスタジーあふれる水族館。展示に工夫が凝らされているのがうれしい。
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玉野市立 玉野海洋博物館(岡山)
とても小さいけれど総合水族館。上品な博物館仕様の内部がいい感じ。
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その他、候補に上げていた水族館
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千歳 サケのふるさと館(北海道)/山梨県立 富士湧水の里水族館(山梨)/東海大学海洋科学博物館(静岡)/志摩マリンランド(三重)/越前松島水族館(福井)/和歌山県立自然史博物館(和歌山)/島根県立 宍道湖自然館 ゴビウス(島根)/長崎ペンギン水族館(長崎)
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選定条件 自然再現力に優れた水族館
媒体 日テレ系「ズームイン!SUPER」
テーマ 夏休みに行きたい水族館
最近の水族館の特徴を踏まえてランキングをと依頼され、それはもう自然環境の再現力だろうと決めつけ、迷ったのだけど海で3館、川で1館を選びました。
ロケでは30分くらいしゃべらされたけど、実際には2分くらいのコメントでした。
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1. 新江ノ島水族館
岩だけでなく、生きている海藻(草)や、造波装置を多用し照明にも工夫。日本の海への畏怖感まで再現している。
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2. 男鹿水族館 GAO
日本海の海と、秋田の川がしっかりと表現されている。水族館の建つ男鹿半島の景観が水槽の中によく現れている。
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3. 海洋博公園 沖縄美ら海水族館
沖縄のサンゴ礁を潜っているのと同じほどの感覚に。再現力は実力ナンバーワンだけど、日本らしさの点で申し訳ないけれど3番に。
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世界淡水魚水族館 アクア・トトぎふ
カンチョ的には、川の水族館の方が、環境再現力の強さを感じる。川辺の人の暮らしまで取り込んだ再現力が素晴らしい。
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選定条件 日本の自然への興味が満足できる水族館
媒体 BE-PAL 2005年3月号
テーマ 「水族館の遊び方」
選定条件は「BE-PALらしい水族館」・・・う〜ん、ようするにビーパル読者が好みそうな水族館なのか!ということで、日本の自然への興味を満足でき、かつアウトドアファッションが似合いそうな水族館を選びました。
どれも、日本の自然とアニミズムを感じることができるはず。
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滋賀県立琵琶湖博物館千歳サケのふるさと館姫路市立水族館新江ノ島水族館沖縄美ら海水族館山梨県立富士湧水の里水族館栃木県立なかがわ水遊園葛西臨海水族園太地町立くじらの博物館島根県立宍道湖自然館ゴビウス大分マリーンパレス水族館うみたまご
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※紙面には、その他にも紹介されています。
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同時に掲載されたエッセイ
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「水族館は自然との対話の入り口」     文:中村 元
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渚に立つと必ず潮水を舐める。キリッと辛かったり、ほんのり甘かったり、いずれにしても「うまい!」と満足する。清流が目の前にあれば、顔を洗ってごくごくと飲む。やっぱり「うまい!」と発し、背筋を伸ばす。
生活様式や食文化がどう発展しようと、地球生物の一員であるヒトにとって、地球の生産物はとても美味しく、とりわけ水は甘露な刺激を与えてくれる。いや、文明の中で暮らすからこそ、自然な水の存在に飢えているとも言えるのだろう。
そんなヒトの原点から起こる喉の渇きに、気軽に応えてくれるのが水族館だ。私たち現代人が感じている、どこか間違った場所に来てしまっているようなヒリヒリ感、つまり心の渇きを、水族館は包み込むようにして潤してくれる。
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美術館を観るように水族館を楽しもう
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それが、動物園や博物館とは根本的に違う水族館の魅力である。私は水族館に、動物園よりも美術館に近い空間を感じ、美術館を観るように水族館を楽しむ。美術の技法にも、作家の作風にも、まるで知識のない私だが、絵を観て感じるだけで十分だ。ただただ心を打たれる絵、気持ちのいい絵だけを選んで足を止め、じっと観る。すると、偉大な作家たちの研ぎ澄まされた感性がとらえたものが、私の未熟な感性にも見えてくるのだ。それはまるで真理が見えたようで、その瞬間、何かがすっと満たされる。
そして水族館も同様の満足感を与えてくれる。副館長などしていた私なのに、実は水生生物にとても無知。分類にも、生息域にもあまり興味を覚えない。そんなことより、海や川を切り取ってきたかのような水槽で、命たちが繰り広げる調和に心を打たれ、生命の造形の美しさや力強く軽やかな泳ぎに驚嘆し、果ては魚たちのプリプリとした身に醤油とワサビを連想する。多様な生物たちの生きている姿が、私の好奇心を開き、生物ヒトの本能を蘇らせてくれるのである。
解説のパネルはほとんど読まない。知っているからではなく、それよりはるかに面白い、私にもできる「発見」が、水族館には無数に転がっているからだ。水中で飛ぶように泳ぐアシカ、個性を無くして群れに隠れる小魚、漂うだけで食事をしているクラゲ・・・・。今まで自分自身の目で発見してきた無数の事実は、美術館で発見したのと同じ、学術上はくだらないことばかりだが、私の思想に与えた影響は大きい。水族館での発見でも、人によっては真理であり哲学ともなる。
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アニミズムを知る日本人が、水族館好きな理由
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水族館づくりに携わってきた職業人としても、紋切り型の学術解説は避け、水族館を自然科学博物館の枠に閉じこめることはしてこなかった。日本人が水族館を好きなのは、自然科学が好きだからではなく、自然との対話で世界を受け入れる世界観、アニミズムの息づく民族だと考えているからだ。川や海の底に何者かの気配を感じ、魚にいただきますと感謝する感性が、水族館の奥行きを広げる。
水族館に行ったら、目の前のライブな水槽に、素早く自らの心を潜らせてほしい。解説ラベルで知識を得るより、生命たちの調和や美しさ、力強さを発見することの方がおもしろく、はるかに意味があるだろう。
水族館は、擬岩と生物たちで地球を再現して待っている。しかし、実際に水族館で地球への入り口を見つけることができるのは、どこかで喉の渇きを覚えているヒト、あなたなのだ。潮水や清流の旨さを知っているあなたなら、きっと水族館でも極上の旨さを味わうことができるだろう。
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選定条件 中高年、特に女性にオススメの水族館
媒体 毎日が発見 8月号
テーマ 「いまどきの水族館の楽しみ方」
選定条件は「今どき風で、50代の女性にオススメの水族館を9館」。最初はしっとり落ち着いた雰囲気とか考えていたのだけど、女性に聞いたら「おばさんはね、ぎゃははは!と騒げるのがいちばんだよ」とのこと。なので、新しいところを中心に、ストレートに楽しい水族館を選びました。…というか、ガイドの取材に同行した女性編集者の意見を参考にしました。
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文化的なリゾート:新江ノ島水族館
日本の海をもっとも表現した水族館。揺れる海草の水槽、ただようクラゲのホールなど幻想的。
インタビューの中で紹介
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世界最大の国家プロジェクト:海洋博公園 沖縄美ら海水族館
圧倒的な水塊に差し込む太陽の光で、沖縄の美ら海を表現。疑似ダイビングに近く、水生人になったような気持ちに。ジンベエザメ・マンタはもちろん、本物の人食いザメに会えるのはここだけ。
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アミューズメント水族館:横浜・八景島シーパラダイス
巨大なアミューズメント水族館。ショーエンターテイメントも、新しいドルフィンファンタジーも、ゆっくりと楽しめる。巨大だけど女性的なやさしさのある水族館。
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海獣ショーの最高峰:鴨川シーワールド
おもいきり開放感に包まれ、日常を忘れたいならここ。豪快なシャチに、優雅なシロイルカ、フレンドリーなアシカたちのショーは超一流。新しいラグーンの海岸水槽はリゾートダイビング気分。
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神話の海から静かに世界へ:しまね海洋館 AQUAS
因幡の白ウサギがワニをだました神話の海がある。水槽がオーソドックスで見やすい。シロイルカの静かなパフォーマンスが心地いい。
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淡水生物にこだわりの水族館:世界淡水魚水族館 アクア・トトぎふ
日本人は川が好き。流れる清流に躍る銀鱗、深く青い川の淵を見ていると、覚えのある光景が目の前に再現されて、心が落ちつく。
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太陽の国の水族館:大分マリーンパレス水族館 うみたまご
降り注ぐ太陽を存分に取り入れた新しい作り。よそよりものびのびとした海獣たちにとても近づける感じ。水中の暗めの設定と屋外を利用した海が対照的で心を捕らえる。
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ゴチャゴチャ詰まったドンキホーテ的玉手箱:マリンピア松島水族館
少し古い水族館だが、いて欲しい動物がなんでもいる。マンボウ、ラッコ、ペンギンパレード、アマゾンの巨魚、クラゲ、ビーバーまで。秘密めいた水族館の水族館の魅力あり。
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日本海にとどろくスペクタクルショー:城崎マリンワールド
日本海に向かう断崖絶壁に、巨大な秘密基地のようにつくられた水族館。超深水槽や、炎と水塊のアシカスペクタクルショーなど、意表をついた展示が多い。水族館の中でアジ釣りも!
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選定条件 中村オススメの水族館と、変わった水族館
媒体 オープンセサミ (ジャパンFMネットワーク) BRAND-NEWI 4月18日
テーマ 「水族館に行こう」
最近の水族館事情やら、水族館の楽しみ方などのお話したあと、オススメの水族館と、ちょっと風変わりな水族館を尋ねられて紹介。
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タイプ別個人的にオススメ水族館
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新しくてとにかく大きい!:海洋博公園 沖縄美ら海水族館
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迫力のショーを見るなら:鴨川シーワールド
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日本の淡水水族館最高峰:滋賀県立 琵琶湖博物館
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日本の海のよさを感じる:新江ノ島水族館
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ちょっと変わったおもしろい水族館だと…
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大人のデートタイムに特化:エプソン品川アクアスタジアム
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メダカだけで大水族館:東山動物園 世界のメダカ館
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選定条件 「水族館の通になる」に出てくる水族館
媒体 文化放送 「浜美枝のいつかあなたと」 2005年5月29日放送
祥伝社新書で書いた「水族館の通になる」の話題で出演。浜美枝さんとの話しに合わせて、「全国水族館ガイド」的な水族館の話題も出していただくといいですね、と言われて紹介しました。
実は、「決定版!!全国水族館ガイド」と「水族館の通になる」は、もともと1冊で書く予定だったのが、さまざまな経緯によって二つに分かれたのです。今考えると、分けても書ききれないほどだったので、結果的にはとてもよかったのですが、それでも2冊は互いに大切なパートナーです。
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超巨大な水族館:海洋博公園 沖縄美ら海水族館
大水槽は、幅35m、奥行き27m、深さ10mの巨大水槽で、ジンベエザメが小さく見える。
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特殊な水族館
・ウミガメの水族館:日和佐うみがめ博物館 カレッタ
・メダカだけの水族館:東山動物園 世界のメダカ館
・ペンギンのための水族館:長崎ペンギン水族館
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関東の新しい水族館:新江ノ島水族館
巨大なオスのゾウアザラシ「ミナゾウくん」の引っ越し。
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飼いにくい生物:アクアマリンふくしま
珍しい生物が飼育しにくいというワケではない。大衆魚であるサンマは、アクアマリンふくしまが21世紀に入って初めて展示が可能になった。
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選定条件 親子で体験的な経験のできる水族館
媒体 「灯台」 8月号 第三文明社
テーマ 「親子で水族館」
親子で水族館を楽しむ方法を執筆。さらに編集者からは、体験学習のできる水族館を選定して欲しいとの依頼。体験プログラムは全国の水族館で行われているのだけど、多くが餌やり体験とか、バックヤードツアーとか、いわゆるイベント系です。それで、子どもの体験学習で中村が大切にしている「発見する・考える・想像する力を開発」ができるような水族館を探しました。
いいプログラムをやっているところ、プログラムなんかなくてもいい体験のできる場所があるところ、水族館そのものが体験的なところなど、この選定自体がけっこうオススメです。
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串本海中公園
水族館を中心とした海の体験センター。実際の海で、磯遊びから体験ダイビング、さらに夜間船上でのトビウオすくい捕りなど、驚くほど豊富で豪快なプログラム。水族館と海が最高のマッチングを見せている。
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長崎ペンギン水族館
館内では、動物塗り絵などのプログラムが充実しているが、併設された「自然体験ゾーン」の完成度はまた高い。里山を再現した広いビオトープや、干潮時に姿を現す潮だまりなど、水族館を越えた究極の体験施設。
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新江ノ島水族館
日本の海が、日本人の自然への畏怖まで感じさせるほどに再現されている。「なぎさの体験学習館」での体験学習。ワークショップなどのプログラムが毎日実施されている。親子で参加できるものも多い。
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滋賀県立 琵琶湖博物館
自然科学よりも、自然と人との関わりを前面に出した、いわば人文水族館。我々の生活の場にはいつも水と生物がいて、それがどれほど大切なものなのかを体感できる。水族館以外の展示も体験的で大人にもオススメ。
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島根県立 宍道湖自然館 ゴビウス
子どもにとって身近な生物がいっぱいの水族館。景観を重視した大水槽だけでなく、小動物たちを間近に観察することのできる水槽が多いのが、子どもたちには最高の体験になる。屋外での体験プログラムもある。
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おたる水族館
自然の入り江を利用した「海獣公園」のエリアは、豪快で海岸にも出られる。館内は古く、広くて暗くて迷路のようで、子どもの冒険心をくすぐる。お父さんと男の子には特にオススメの秘密基地的水族館。
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男鹿水族館 GAO
東北地方で地域の自然再現がもっともダイナミックな水族館。秋田の海と川の再現に自然の力を感じる。食卓に乗る魚介類が多いので、環境を考える話題にことかかない。最近、ホッキョクグマもやってきた。
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桂浜水族館
雄大な太平洋を前にした、砂浜を歩いて行くところから始まるのが、すでに体験学習。施設は古いが、手作り感のある展示で、ウミガメに餌をあげたり、ザリガニ釣りをしたり、どちらかといえば小さな子どもに最適。
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岐阜県 世界淡水魚園水族館 アクア・トトぎふ
日本の川の展示としては最大級の規模。大人にとってはいつか見た風景が、そこかしこに再現されている。ただし体験的な学習プログラムは貧弱。
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その他、特徴的な体験のある水族館
・アジ釣りの釣り堀があり、フライにして食べる。:城崎マリンワールド
・イルカと泳ぐことができる。:下田海中水族館
・サケの遡上が水中から見える。:千歳 サケのふるさと館標津サーモン科学館
・海獣と触れあえる。:二見シーパラダイス
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同時に掲載された寄稿原稿
中村元の紹介した水族館|メディア、テレビ、雑誌
「親子で水族館を楽しもう」     文:中村 元
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 かつて子どもたちは、毎日のように、近所の小川や里山に出かけて遊んでいました。夏休みともなれば、田舎の親せきの家に泊まり、いつもとは違う谷川や海に潜って自然児になることができました。ところが今は違います。外に出て遊ぶ時間などないし、田舎に行っても、川は水路になりはて、里山は造成されてしまい、さらに犯罪者はどこにでも現れるようになってしまったので、子どもだけで遊べる場所などありません。たとえ大人がいても、自然の中で、魚やカエルや昆虫などとふれ合う場所は、ほとんどなくなってしまっているのが現状です。
 子どもにとって大切な経験の場所と機会は、いつのまにか失われてしまったのです。しかし、そんな時代を見越したかのように、今水族館は進化しています。もし、ふだんあまり自然と接することのない子どもがいたらなら、この夏休み、ぜひ訪れて欲しいのが水族館です。
中村元の紹介した水族館|メディア、テレビ、雑誌
水族館は里山の代わり
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 水族館は動物園と同じようでずいぶん違います。動物園は、見知らぬ世界の動物たちを見にいく場所です。でも、水族館では日本の身近な海や川の展示が多く、そのうえ動物を見るよりもまず、海や川をのぞき見るという感覚が強いのです。
 とくに近ごろでは、珍しい海外の動物よりも、日本の川や海の自然を切り取ってきたかのような展示に、力を入れている水族館が多いのをごぞんじでしょうか。理由はもちろん、そのような自然を見る機会が減ってきているからにほかありません。
 岩間の流れから滝や淵へと姿を変える川の水中、絶え間ない波が海藻をゆらせる海中、水中メガネをつけて、のぞいてみたくなるような光景が、最近の水族館には再現されているのです。
 そんな水槽を見つけると、大人でも思わず水中に目をやり、中をみわたすことでしょう。異世界の住人たちである魚やカニを探そうとしているのです。これが、自然の中に入ったヒトの衝動です。見たことのない世界を見たいと思い、そこに住んでいる命を見つけようとする本能的な衝動です。そして何かを見つけたときの感動は、その後の成長の中で、さまざまな探求心を育てていくのです。
 かつては里山や川で芽生えさせていた、そんな探求心と感動の歴史が、今は水族館で始まります。もちろん、水族館の水槽は本当の自然ではなく、ある意味バーチャルな世界なのですが、水槽の動物たちはプログラムされたものではなく、生きている命です。そして探求し発見するのも生きているヒト。
 だから、けっしてテレビ番組やコンピュータのプログラムのように、だれもが一定の結果に導かれるということはありません。水槽を見たときのタイミングと、それぞれの興味や観察眼のするどさ、そして気分によって、何が見えるかが違ってきます。これこそが本当の体験学習、自然の中で遊んで学ぶのと同じくらい刺激的で感動的な体験が、水族館ではできるのです。
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館内では、子どもに連れられる
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 水族館に子どもを連れて行くときに、気をつけたいのは、大人の視点や価値観を押しつけないことです。
 水族館でよく見かける光景。一つの水槽に釘付けになっている子どもに「時間がなくなっちゃうから、ほらほら、次のところに行こう」と、時間配分が気になってしょうがないお父さん。あるいは、カエルやカニなど、どこにでもいそうな小動物に夢中になっている子どもに「そんなものどこにでもいるでしょ、入館料高いんだから、ラッコ見なきゃ損よ」と、入館料に見合った動物を見せようとするお母さん。なんだか記憶にありませんか?
 確かに、時間配分も大切だろうし、入館料だってけっして安くはありません。でも、それを大人の価値観で考えてはよくないのです。子どもには子どもの時間があるし、大切なことの順番があるのですから。
 子どもは、熱しやすくさめやすいものです。だから、魅力のある水槽がたくさんある水族館を、均等な熱意ですべて回るのはまず不可能。どこかの水槽でなにかに集中し始めた時が、子どもの最高の学習の時間、きっとその時の子どもの頭の中は、びっくりするほど速い速度で回り、興奮し、記憶に残しているのでです。もちろん、そんなことを長く続けていることなどできないですから、次の水槽では、もう集中力がなくなってしまいます。
 また、子どもにとって、興味の中心は、絵本や歌によく出てくる、カエルなどの小動物や、食卓に出てきて食べる1匹まるごとの魚やエビなど、とにかく身近でありながら未知な生物に興味を示すのです。だから、あまりにもかけ離れたマグロや、いつも十分観察できる犬と変わりない風貌のアシカなどには、あまり興味を示さないことも少なくありません。私たちが子どもの頃の探求の旅が、ザリガニやカエルから始まったのと同じことを、水族館でやっていると思えば、おわかりでしょう。
 思い出の価値は、見た水槽の数や、動物の珍しさでは決まりません。子どもがどれだけ集中して見たか、その時間に満足できたかによるものなのです。
 ですから、子どもを水族館に連れて行くのは、水族館の入り口まで。水族館に入ってからは、子どもに連れられて歩くことにしましょう。子どもがどんなものに価値観を見いだしているのか観察するのも、もうひとつの水族館の楽しみ方かもしれません。
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時間をたっぷりとる
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 水族館は、夏の炎天も通り雨も避けることができ、広すぎることもなく、バリアフリーになっていることが多いので、小さな子どもや高齢者にも、無理なく見ることのできる施設です。できれば、お爺ちゃんお婆ちゃんを含めた三世代で行ってみませんか?「昔はこんなモクズガニがいっぱい獲れた」なんて話しを、聞くこともできるかもしれません。
 水族館では、思ったよりも時間の流れが早くなるのは、そんな風に、水槽を見るだけでなく話題が広がっていくからです。
 子どもを連れて行くと、先に述べたように、大人と違うところで時間を使ったりしますから、なおのこと余分な時間がかかります。あまり大きくない水族館でも、最低2時間はとっておくのがいいでしょう。ちょっと大きいと思ったら、3時間を予定してください。
 また、夏休みは混雑しやすいもので、水槽の前に観客がたまると、子どもの背丈ではまったく見えなくなってしまいます。それを避けるには、できるだけ平日に行くことと、休みの日であれば、朝一番のりを目指すことです。水族館の朝、最初の1時間は、とても空いていて、小さな子どもや高齢者には、とてもやさしい時間帯です。
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子どもが学習する工夫
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 いい学習とは、遊びや楽しんでいるときにしているものです。学習を与えられるのではなく、楽しみながら、自ら考えたり想像することによって、脳内が活性化するからです。
 だから、学習させるべき何かに導こうとする必要はありません。むしろしない方がいいでしょう。ただ世界を広げさせることには心がけてみてください。
 とりわけ、観察する力は、子どもの時代に養われる力です。例えば、動物がとても好きな子、逆に動物は好きではないけれど絵を描いたりするのが好きな子、そのどちらにも、絵を描かせたり写真を撮らせたりさせてあげることは、有効な手です。絵の上手下手や写真の技術には関係なく、絵を描いたり写真を撮ったりする間に、ふつうに見ているよりも余分に、観察眼を使い、動物の動きを予想する想像力が働くのです。しかし、そんなことが好きでない子に、無理にやらせるのは意味がありません。あくまでも好きであれば、やらせてあげるという考え方が大切です。
 水族館を出てからできることもあります。例えば、水族館を見たあとに、本当の海岸や川辺に連れて行ってあげて遊んだり、近くに民族系博物館があったら、連れて行くのです。もちろん、ここでも、わざわざ水族館との関連性について教えようとするのは禁物です。そんなことしなくても、水族館の水中と、自然環境や、ヒトの暮らしとの関係など、直感的に分かるのがヒトの子です。多くの場合、その時には気づかないでしょうが、その体験は、きっと将来に関連づけられるものです。
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※禁転載。ここに記載されている全ての写真、文章などは中村元の著作に帰属します。
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