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東海大学海洋科学博物館
上質で気づかいのある水族館

東海大学海洋科学博物館の写真
海洋水槽。アクリルガラスに色を付け、水深20mの海中を表現している。地下からのぞきく窓もある

海洋学部のある東海大学の社会教育施設で、1階部は、自然科学に徹したとても上質な水族館となっている。大学の付属施設と思ってあなどってはいけない。エントランスにそびえる深さ6m、1辺10mの巨大なアクリル水槽には、透明度の高いアクリルではガラス水槽のような深みのある海中色が出ないので、わざわざブルーの色を入れてある。多くの水族館では気にしていないこういうことに気をつかっている水族館というのは、まちがいなくいい展示を行っているのだ。
なによりも、この水族館の魚類たちは、特別に状態がよく、どれも太りすぎずやせすぎず、傷もなく大きく成長し、なぜかしら色落ちもしていない。素人目にも分かるほどの飼育技術の高さに好感が持てる。
東海大学海洋科学博物館の写真
貫禄のあるアオブダイ

東海大学海洋科学博物館の写真
リュウグウノツカイの標本。美しくも巨大な姿にただただ感嘆!

TEL 0543-34-2385
住所 静岡県静岡市清水区三保2389
URL http://www.umi.muse-tokai.jp/
開館時間 9時~17時
休館日 火曜(祝日の場合と、7月~8月、正月、春休み期間、GWは開館)、12月24日~1月1日(2005年は12月26日~)
入館料 大人(高校生以上)1500円、小人(4歳~中学生)750円
交通
電車: JR清水駅から三保ランド行きバス約30分、終点下車徒歩3分。
車: 東名道清水ICから湾岸道路、三保街道で約30分(または東名道静岡ICから久能街道で約30分)
駐車場 なし(付近の有料□P を利用)

魚の目情報
博物館だけあって深海魚の標本がたくさん。2階にはロボット水中生物たちの展示があって、これがかなりの感動モノ。さらに、近ごろ話題の津波の実験プールもあり、さすが海洋学部、さまざまなことを研究している。


※禁転載。ここに記載されている全ての写真、文章などは中村元の著作に帰属します。